作品紹介



猫
『猫』 1976年 97歳 日向ぼっこが大好きだった作者
の愛情とデッサン力が伝わる死の直前の作品

  単純な構図に絵画の真髄を具現
  温和でしかも鋭い感性


 単純な線と色で、対象物の内面まで描ききる独特の画風を確立した守一は、「これ以上人がくるようになっては困る」と文化勲章受賞者の内定を辞退し、油絵の絶筆「あげ羽蝶」を遺して97歳で永眠しました。
 絵や文字にはその人が表れるといいますが、一日中自宅の庭の草花や虫を眺めていた守一の作品は、その生活のままに自由でのびやかです。
 ただ自由に自分の時間を楽しむことだけを望んで生きた守一にとって、絵は観察という遊びの延長にあり、一生懸命やるものではなく、好きだからやるものだったのではないでしょうか。
 誰もが憧れる自由で真っ直ぐな生き方が表れている作品をご紹介します。
椿
『椿』
1948(昭和23)年 68歳
泉
『泉』 1969年 89歳 
馬
『馬』 1910〜1915年 30歳から6年間の
付知での生活で描かれた4作品の中のひとつ。

若松
『若松』 1952年 72歳

風景
『風景』 1927年 47歳
蝦蟇
『蝦蟇』
1940(昭和15)年代
60歳代

朝日
『朝日』 1972年 92歳
 
胡桃木
 『胡桃木』
 1963(昭和38)年 83歳
 輪郭の線を残し、板に平塗りしていくのが後半の作品の特徴
 
かたばみにいぬのふぐり
『かたばみにいぬのふぐり』 1958(昭和33)年 78歳

熊谷守一記念館

住所/〒508-0351
岐阜県中津川市付知町4956-52
( アートピア付知交芸プラザ内)
TEL/0573-82-4911
開館時間/9:30〜17:00
       (入館16:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合翌日)
 
三毛猫

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